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【教会コラム】イエス様の着物を互いに分け合い、下着をくじ引きにするようにされた摂理


Hatena

 イエス様は頭にいばらの冠をかぶられ、全身にひどくむち打たれ、血まみれになったまま刑場のゴルゴタの丘に到着されました。この時ローマの兵士たちはイエス様を十字架につけた後、着物を四分して持ちます。ところが、イエス様の下着は分け合わないで、くじ引きにします。これには神の深い摂理が含まれています。

 

 

1. イエス様の着物を四分するようにされた摂理

 [ヨハネ19:23_24]に「さて、兵士たちは、イエスを十字架につけると、イエスの着物を取り、ひとりの兵士に一つずつあたるよう四分した。また下着をも取ったが、それは上から全部一つに織った、縫い目なしのものであった。そこで彼らは互いに言った。『それは裂かないで、だれの物になるか、くじを引こう。』」とあります。このように神がイエス様の着物と下着について詳しく記録を残された理由は何でしょうか? その答えは西暦70年以降のイスラエルの歴史を通してよくわかります。
 イエス様はユダヤ人の王として来られたので、「イエス様の着物」とはイスラエル、またはユダヤ民族を指しています。ローマの兵士たちがイエス様を十字架につけた後、着物を取って四つに裂いたので、着物の形がなくなってしまいました。これはイスラエルという国が滅びてなくなることを意味します。しかし、兵士たちが一つずつ持っていたように、着物の切れ端は残っていました。これは、国はなくなってもイスラエルという名は残っていることを表しているのです。
 イエス様の着物を四分したように、結局イスラエルは西暦70年に滅びて、国民は東西南北、世界の四方に散ってしまいました。これが今日までユダヤ人が全世界に散って生きている理由です。
 エルサレムがローマのティトゥスによって陥落されたとき、ローマ軍はエルサレムの城壁をくずして、神殿に火をつけました。神殿が燃えて金をかぶせたものが溶けて落ち、壁と床に染み込むと、兵士たちはその金をかき出そうと、神殿の石がくずされずに積まれたままでは残らないまでに破壊しました。そして、身ごもった女性のおなかを刃で裂き、乳飲み子を母のふところから奪って殺すなど、無慈悲な殺傷をためらわずに行いました。この時に生き残った者たちはローマの捕虜になって、他国の奴隷として引かれて行きました。
 それでは、イスラエルがこのように大きい迫害と患難にあうようになったことには、どんな理由があるでしょうか? マタイの福音書27章を読めば、ピラトが暴動を恐れて、イエス様の十字架刑を宣告しながら「この人の血について、私には責任がない。自分たちで始末するがよい。」と言います。すると、ユダヤ人は「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」と叫びました。この告白のとおり、ユダヤ人は数えきれない血を流さなければなりませんでした。
 西暦70年、エルサレムがローマ軍によって陥落されたとき、何と110万人のユダヤ人が虐殺されたし、第二次世界大戦の時、約600万人のユダヤ人がナチの犠牲になりました。彼らがイエス様の着物を脱がせて十字架刑にしながら「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」と言った言葉がわなとなって、第二次世界大戦の当時、ユダヤ人も着物を脱がせられて殺される途方もない患難が臨んだのです。

 

2. イエス様の下着が縫い目なしに、上から全部一つに織ってあることの意味

 [ヨハネ19:23]に「また下着をも取ったが、それは上から全部一つに織った、縫い目なしのものであった。」とあります。「縫い目なしのもの」とは、いくつかの布を重ねて縫ったのではないという意味です。人は下着について、上から全部一つに織ったのか、下から織ったのかなどにはそれほど関心を持ちません。ところが、神がイエス様の下着についてこのように細かく記録を残された理由は何でしょうか?
 これはイスラエルが異民族と混らない純粋な単一民族であることを表すためです。聖書を見れば、人類の先祖はアダムであり、信仰の父はアブラハムであり、イスラエルの先祖はヤコブであると記されています。神がイスラエルの先祖をアブラハムではなくヤコブとされたのは、ヤコブによって十二部族が形成され、彼らがイスラエルという国家を建てたからです。
 [創世記35:10_11]に「『あなたの名はヤコブであるが、あなたの名は、もう、ヤコブと呼んではならない。あなたの名はイスラエルでなければならない。』それで彼は自分の名をイスラエルと呼んだ。神はまた彼に仰せられた。『わたしは全能の神である。生めよ。ふえよ。一つの国民、諸国の民のつどいが、あなたから出て、王たちがあなたの腰から出る。』」とあります。このようにイスラエルはヤコブの十二人の息子によって基礎が形成されて、純粋な単一民族として続きました。
 ところが、ソロモン王の息子であるレハブアムの時、イスラエルは北イスラエルと南ユダに分かれてしまいます。その後、北イスラエルは異邦人と結婚して混血民族になります。しかし、南ユダは異民族と混らないで、単一民族を守り続けてきました。まさに彼らが、私たちが「ユダヤ人」と呼ぶイスラエル民族です。
 したがって、イエス様の下着は「上から全部一つに織った、縫い目なしのもの」と言われたのは、イスラエルがヤコブによって形成されて以降今まで、異民族と混らない純粋な単一民族であることを表しています。

 

3. イエス様の下着を裂かないでくじ引きにした摂理

 「下着」は人の心を意味します。イエス様はイスラエルの王ですから、「イエス様の下着」とは、まさにイスラエルの民の心を意味します。イスラエルの民はアブラハムを信仰の父として選ばれた神の民であり、ただまことの創造主である神だけを第一に仕えてきました。したがって、イエス様の下着を裂かなかったとは、たとえイスラエル民族が国は奪われたとしても、イスラエルを形成しているユダヤ人の民族精神、すなわち、神に仕える心だけは裂かれないで保たれるという意味です。たとえイスラエルが滅びて国の形がなくなったとしても、彼らの心におられる神、すなわち、神に向けられた心だけは、異邦人がなくすことができないことを聖書で預言したのです。
 神はイスラエルがまことに変わらない心を持っている民族なので選ばれて、聖書に記してあるようにイスラエルにイエス様を遣わされ、終わりの時の摂理を成し遂げておられます。今日も、イスラエル人は徹底的に律法を守ろうとする変わらない心を持っています。これはイスラエルの先祖ヤコブの変わらない心を受け継いだからです。
 イスラエルは西暦70年に滅ぼされましたが、まことに永い歳月が過ぎた1948年に独立して、全世界を驚かせました。それだけでなく、独立した後、非常に短い期間に先進国家として浮上し、イスラエル民族の優秀性を全世界にもう一度確かなものとしたのです。ローマの兵士がイエス様の下着を裂くことができなかったように、どんな異邦人も神に仕えるイスラエルの民の心を奪うことができませんでした。それで、イスラエルがついに独立して、神の選民として神のみこころを実現したのです。

 

4. 聖書に預言されているイスラエルの歴史と終わりの時

 [マタイ24:32_34]で、イエス様が「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。そのように、これらのことのすべてを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。」と言われました。これはイエス様が弟子たちに主の再臨と世の終わり日の前兆について答えられた内容で、ここには深い霊的な意味が含まれています。
 ここで「いちじくの木」とはイスラエルを象徴します。葉が落ちて冷たい風が吹くと、間もなく冬が来るし、いちじくの木の枝が柔らかになると、夏が近いことがわかります。このようにイスラエルが滅びてしまってから独立するなら、主の再臨が近いと思えばよいという意味です。
 イエス様が言われた「この時代」がどのくらいの期間を意味するのか、正確にはわかりませんが、確かなことは、間違いなく成就されることであって、すでにイスラエルの独立を見たので、時が近づいていることがわかります。したがって、主の再臨を信じる聖徒はさらに目をさましていて油を用意し、花嫁の備えをよくして、「主イエスよ、早く来てください!」と堂々と迎えなければならないでしょう。

 

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