decoの凸凹Everyday7

ギフテッド、マイノリティとして生きる。生活の知恵探しブログ。凸凹な日常での発見・悟り・考えていることを綴ります:)。

【読書レビュー】『ツバキ文具店』ーー「代書屋」所感諸々


Hatena

 

 『ツバキ文具店』を読みました! 

 

 

ツバキ文具店

ツバキ文具店

 

 

 ほのぼのとしていながらも、どこか不思議な雰囲気が漂う一冊。

 

 鎌倉にあるこじんまりとしたツバキ文具店は、名前の通り、文具を扱うお店だが、実は「代書屋」という、もう一つの顔を持っていた。
 様々な思いが交差し合う「代書屋」はとてもミステリアスで、あるようでないような気がしたが、調べてみたところ、なんと実在するサービスではないか!
 検索エンジンに「代書屋」を入れると、いくつもの代書屋さんのホームページが表示された:

www.daihituya.com

www.tegaki-ya.com

www.bestpen.biz

 

 目からうろこだ。

 

 そして、どんなに技術が発展し、SNSやメールが主流になっても、手紙にしか伝わらないものがあることを改めて感じられた。


 一般的に、文章作成を承る職業といえば、「ライター」が主流となる。
 同じ文章を書くことに違いはないが、代書屋と根本的に違うところがあるーー
誰が主体となって書くか、だ。

 

 依頼されたトピックに沿って、自分自身をアウトプットするのがライターだとしたら、代書屋は、依頼主になりきって、我を捨てて執筆をする
 代書屋が依頼主の一部を預かり、分身となるのだ。

 

 きっと、とても難しいだろう。
 文面を越えた思いや出来事を追体験して、相手に寄り添った書き方を出さなければならないからだ。

 


 元々、文字だけで意図を伝えるのは難しいことだ。

 

 面と向かって話すのと異なって、文字からは相手の表情が分からない。
 電話も相手の顔が見えないコミュニケーション法だが、手紙は更に声も聞こえない。
 こういった欠けた情報を、想像で補うしかないのだ。

 

 なので、どうしても誤解が生じる。
 SNSでは、意思疎通のすれ違いを減らす為、スタンプは顔文字を使っている。

 

 では、手紙ではどうするのかというと:
書き癖。
筆圧。
選ばれた便箋のデザイン。
紙の質。
封の仕方。
消印にある、日付と地名情報。
……

 これら一つ一つだ。

 

 スタンプや顔文字のように、量産して使いまわされているものではない故、気持ちそのものを表す絵柄等は無いが、ストレートに「書き手そのもの」を表す

 

 なので、代書屋は手紙一つに含まれたこれらの情報全てを考慮しながら作業しないといけないのだろう。

 


 ならば、代書屋を通さず、自分自身で書いた手紙がもっと真実なのではないかというと、実はそうでもない。
 どうしても複雑に絡まった気持ちが優先して、純粋に伝えたいことを出せないからだ。

 

 ここに代書屋の醍醐味があると、私は思う。

 

中々伝えられない思いを相手に届けるだけでなく、
自分自身の心をも素直にさせてくれる。

 


 時には、こういったサービスを利用して、自分と向き合ってみるのも良いのかもしれない。

 

 

🌸この本で一番心に残った言葉:
 「いつだって、自分よりも周りの人の方がたくさん私を見ている。だから、自分はこうだと思っていても、もしかしたら他人は、もっと別の私を見出しているのかもしれない。」

 

🌸この本のdeco評価:

 ★★★★★(満点5★) 

 

 

 

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