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ギフテッド、マイノリティとして生きる。生活の知恵探しブログ。凸凹な日常での発見・悟り・考えていることを綴ります:)。

【読書レビュー】『トムは真夜中の庭で』ーーいくつもの時代の人と、この生きている世界を共有している


Hatena

 

 『トムは真夜中の庭で』を読みました! 

 

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

  • 作者: フィリパ・ピアス,スーザン・アインツィヒ,Philippa Pearce,高杉一郎
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/06/16
  • メディア: 単行本
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 仕掛けたっぷりのストーリーに、細やかできれいな風景描写。
 キャラクターの心理も生き生きと描かれていて、簡単に感情代入出来る一冊です。

 

 冒険。
 哲学。
 時を超えた友情と絆!

 

 そしてエンディングにはクライマックスが……!

 

 こんなにワクワクさせてくれた本は、これが初めてかもしれません。

 


 以前、博物館で100年前の写真が展示されていて、偶然それを目にする機会がありました。
 写真はもちろん白黒で、色褪せてしまったものもありましたが、映っている人々があまりにも生き生きしていて、まるで今でも生きているかのような錯覚に陥りました。

 

 中には、知り合いに似た顔立ちの人もいて、100年前であっても、200年前であっても、人というのはさほど変わらないものなのだということを感じました


 「100年」というと、遠い遠い過去です。
 当時の人達や社会、環境は既にこの世には存在していません。
 100年が更に積み重なり、200年、300年……千年以上前となると、もはや幻のような、ファンタジーのようなものに見えてしまいます。

 

 けど、それらは確かに存在していて、その延長線に私達がいるのです。
 当たり前のことですが、改めて考えると、何とも不思議な気持ちになります。

 


 たまに、「今私がいる空間は、過去何百年、何千年ものたくさんの人が通ったことがある空間なんだな」なんて考えてしまいます。
 様々な服装をした老若男女が、話しながら、笑いながら、歩きながら、走りながら、時には馬に乗って、その全ての姿が重なって、この空間を通り抜いていく……


 いくつもの時代の人と、この生きている世界を私達は共有しているのです。

 


 ちなみに、本書に出てくる主人公のトムは、時を遡って、過去の時代にあった庭園にたどり着きますが、実はさほど遠くない時代の庭園だったことが終盤になって分かります。
 少なくとも、100年はありません。

 

 それはつまりどういうことかというと……おっと、是非是非、ご自分の目でお確かめ下さい。:)

 

 

🌸この本で一番心に残った言葉:
 「あんたがわたしぐらいの年になればね、むかしのなかに生きるようになるものさ。むかしを思いだし、むかしの夢をみてね。」

 

🌸この本のdeco評価:

 ★★★★★(満点5★) 

 

 

 

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