decoの凸凹Everyday7

ギフテッド、マイノリティとして生きる。生活の知恵探しブログ。凸凹な日常での発見・悟り・考えていることを綴ります:)。

【読書レビュー】『ぼくのマンガ人生』ーー「漫画」という伝え方


Hatena

 

 『ぼくのマンガ人生』を読みました!

ぼくのマンガ人生 (岩波新書)

ぼくのマンガ人生 (岩波新書)

 

 

 恥ずかしながら、手塚治虫さんの名前は良く聞いているものの、私は一度も手塚さんの漫画を読んだことがない。
 この本を図書館で見つけた時も、オススメコーナーに置かれているからであって、本来はパラパラめくってみようと思っただけで、別に借りるつもりもなかった。

 

 が、結局この一冊を最初から最後まで読むようになったのだーー
巻末の短編漫画、『ゴッドファーザーの息子』に惹かれたからだ。

 

 20ページちょっとしかない簡単なものだったが、とても魅力的で、気が付けば夢中で何度も何度も読み返していた。
 キャラクターの表情やセリフ、細やかで温もりある背景の絵、深みあるストーリー……
 その一つ一つに味わいがあって、じんわりと心に染み込んできた。

 


 私はかつて「オタク」であり、それなりにたくさん漫画を読んできたつもりだが、これ程繰り返し吟味したくなる漫画は初めてだ。

 

 不思議な気持ちに浸りながら本文の自叙伝を読んでみると、なるほど、だから手塚さんの漫画は全世界の人々にいつの時代も愛されて続けているのかと納得するようになった。

 


 大量な漫画が生み出される今。
 ついのめりこんでしまう作品はたくさんあるが、多くが「うわべ」的なもののように思う。

読んでる最中は面白く感じても、
読後はそれ程印象に残らないのだ。

 

 華やかさと刺激の強いタッチは人の目を惹きつけるが、重みが無い。
 時には、ただ欲や快楽の為の媒体となってしまっているものでさえある。

 

 それらが、果たして読者の人生にどれ程影響を与えられているのだろうか?

 


 私は絵心が無く、漫画業界についてはさっぱりだが、この一冊を通して、絵が上手いだけが漫画ではないということを学んだーー
人間としても内容を帯びなければ、
良い作品は出来ないのだ。

 

 そして巻末の『ゴッドファーザーの息子』。
 これは、まるでこの本の集大成のようだった。

 

 履歴書のごとく、
「手塚治虫」の人格と人生経験、
及び漫画に対する思いが表されていた。

 

 流石である。

 


 漫画も、小説やエッセイと同じ。
 「文学」の一種であり、一つの伝え方であるのだ。

 

🌸この本で一番心に残った言葉:
 「……ほんとうに人間の偉いとか、偉くないなんていうのは、本人が持っている心の広さとか腕とか、そういうことで決まるのであって、それは肩書きには入らないのです。

 

🌸この本のdeco評価:

 ★★★★★(満点5★) 

 

 

 

>ブログ村&人気ブログランキング参加中です!<
>下記バナーをポチッとクリックしていただけましたら大変励みになります!:)<

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

にほんブログ村 ライフスタイルブログへブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

🌸合わせて読む:

www.gifteddecoboko.com